[Linux実務] 再起動なしのオンラインディスク増設とLVM拡張

24時間365日稼働する本番DBやサービスサーバーのディスク使用率が90%を超えた際、メンテナンス停止を伴わずに **「オンライン状態で安全にディスクを拡張できるか」**は現場エンジニアの必須スキルです。 RHEL/Rocky Linux/CentOS (7 〜 9) や Ubuntu (20.04 〜 24.04 LTS) など、仮想化(VMware、KVM、Nutanix、SimpliVity)やクラウド環境において、サーバーの再起動やアンマウント(umount)を行わず、完全無停止でディスクを拡張する標準手順をまとめました。 1. 全体作業フロー(4ステップ) flowchart LR A["1. 仮想ディスク/ストレージ増設"] --> B["2. LinuxカーネルSCSI再スキャン"] B --> C["3. LVM拡張 (pvresize / lvextend)"] C --> D["4. ファイルシステム拡張 (xfs_growfs / resize2fs)"] 2. Step 1: SCSIバス再スキャンによる容量認識 ハイパーバイザ側でディスクサイズを拡張後(例: 100GB -> 200GB)、Linuxカーネルに再認識させます: # 対象ディスクが /dev/sdb の場合 echo 1 > /sys/class/block/sdb/device/rescan # 認識確認 lsblk /dev/sdb dmesg | tail -n 15 3. Step 2: パーティションテーブルの拡張(必要な場合) パーティション(/dev/sdb1)を切っている場合は growpart で拡張します(ディスク直PVの場合は不要): ...

2026-09-22 14:00 · CK notes

[HPE VME] ISO仮想イメージ登録とNFSストレージ連携

HPE SimpliVity 6.2.0およびVME(VM Essentials)クラスターのデプロイが完了したら、次はインフラ上で実業務を担う仮想マシン(VM、Instance)を作成し、OS(Linux、Windowsなど)をインストールする段階に入ります。 VME環境で仮想マシンを作成してOSをセットアップするには、OSインストール用ISOファイルを仮想イメージライブラリにあらかじめ登録しておく必要があります。特に大容量のISOファイルが安定して保存され、クラスター内の全ホストから共通参照できるように、事前にNFSファイル共有ストレージ(File Share)をVME Managerに連携しておくことが基本設計となります。 本記事では、管理サーバー上のNFS共有フォルダーをVME Managerのイメージストアとして登録し、実際のOSインストール用ISOイメージをアップロードしてストレージパスを検証するまでの全手順を整理しました。現場での大容量ファイルアップロード時のタイムアウト回避策やアクセス権限のポイントも併せて解説します。 1. 全体作業ワークフロー VME ManagerへのISO仮想イメージ登録は、ストレージバックエンド確認からファイル共有登録、ISOアップロード、ストレージパス検証までの4段階で進行します。 flowchart TD Step1["第1段階:NFSサーバー公開状態確認<br/>(ホストCLI: exportfs -v)"] --> Step2 Step2["第2段階:VME ManagerへのNFSファイル共有登録<br/>(インフラ > ストレージ > ファイル共有 > NFSv3)"] --> Step3 Step3["第3段階:仮想イメージライブラリへのISO登録<br/>(ライブラリ > 仮想イメージ > + 追加 > ISO)"] --> Step4 Step4["第4段階:アップロード完了およびストレージパス確認<br/>(morpheus-virtual-images 配下確認)"] 2. 作業前の重要チェックポイント 作業をスムーズに進めるため、事前に以下の3点を確認しておきます。 「デフォルトの仮想イメージストア」の指定 VME ManagerでNFSファイル共有を登録する際、画面下部の デフォルトの仮想イメージストア (Default Virtual Image Store) チェックボックスを必ず有効化します。これにより、今後仮想イメージを登録する際に該当NFSが既定のストレージバケットとして自動割り当てされ、VM作成時に全ホストからスムーズに参照できるようになります。 NFSアクセス権限の設定 (no_root_squash) VME ManagerサービスがNFSサーバー上にISOファイルを書き込み、内部フォルダーを作成できるように、管理サーバーの /etc/exports に rw,no_root_squash,no_subtree_check オプションが正しく設定されていることを確認します。 VMEにおけるISO保存ディレクトリ構造 VME Webコンソール経由でISOを登録すると、NFS公開フォルダー(例: /nfs)の直下ではなく、/nfs/morpheus-virtual-images/<固有数字ID>/<ファイル名.iso> という階層で整理されて安全に保管されます。 3. ISOイメージ登録手順 Step 01. NFSサーバー公開状態の確認 (CLI) 管理サーバー(Ubuntu BaseOS)に構築したNFSサービスが、共有ディレクトリ(/nfs)を正常にエクスポートしているかをターミナルで確認します。 ...

2026-09-14 21:55 · CK notes

[HPE VME] HVMネットワーク追加とボンディング設定

HPE SimpliVity HVMやVME(VM Essentials)環境の初期セットアップ直後は、デフォルトの管理ネットワーク(Management)のみが構成されている状態です。実際の業務仮想マシン(VM)を本番稼働させるには、サービス用データネットワークや業務別VLANを追加する作業が不可欠となります。 作業の流れは大きく2段階に分かれます。まず物理ホストレベル(HPE VM Console TUI)でボンディングインターフェースを作成し、その後VME Manager WebコンソールでOVS(Open vSwitch)ルーターとして登録し、仮想マシンへ割り当てる手順です。 本記事では、TUIコンソールでのボンディング設定からVME Webコンソールでのルーターマッピング、VMへの割り当てまでの標準手順を整理しました。さらに、現場で物理ポートが1本(Single NIC)しか接続できない状況であっても、なぜ最初からボンディングで構成しておくべきなのかという実務的な理由と、OVS設定時のトラブルシューティングポイントを併せて解説します。 1. 全体作業ワークフロー HVMホストに外部ネットワークを追加してVMに接続する構成は、物理ホスト層と仮想化管理層で明確に分離されています。 flowchart TD subgraph HostLevel["第1段階:物理ホストレベル (HPE VM Console TUI)"] A1["HPE VM Consoleアクセス<br/>(Configure Network)"] --> A2["Device Type: bond(0) 選択およびAdd"] A2 --> A3["Bondデバイス名指定<br/>(例: net-10g)"] A3 --> A4["物理インターフェース選択<br/>(例: eno2)"] A4 --> A5["ボンディングモード設定<br/>(active-backup等)"] A5 --> A6["Save & Netplan適用<br/>(Netplan changes applied)"] end subgraph VMELevel["第2段階:管理Webコンソール (VME Manager Web GUI)"] B1["Infrastructure > Network > Routers 移動"] --> B2["+ Add クリックして新規ルーター追加"] B2 --> B3["GROUP / CLOUD / NAME / CLUSTER /<br/>Host Bridge & Network Interface マッピング"] B3 --> B4["ルーター状態検証<br/>(STATUS: OK, OVS Bridge Domain)"] B4 --> B5["仮想マシン(Instance) Reconfigure<br/>(新規ネットワーク net-10g 追加割り当て)"] end HostLevel --> VMELevel 2. 実務設計原則:「シングルNIC(単一ポート)環境でもなぜボンディングで組むべきなのか」 現場導入を進めていると、上位L2/L3スイッチ側のポート手配が遅れていたり、ラック配線スケジュールの関係で、当面は物理ポート1本(eno2など)のみを接続してサービスを開始しなければならないケースがよくあります。 ...

2026-09-14 21:50 · CK notes

[日常] 「新型NEXO負担軽減プラン」vs「初代中古NEXO」比較

インフラエンジニアとして長年システムを運用していると、日常の買い物や車の選定においても、費用対効果とリスクを数字で細かく試算してしまう癖があります。 最近、通勤や客先訪問の足となる車両を検討する中で、現代自動車の燃料電池自動車(FCEV)「ネクソ(NEXO)」を有力候補に挙げました。 INITIUMコンセプトをベースにしたスクエアなSUVスタイルと先進的なピクセルライティングを備えた第2世代の新型ネクソには強い魅力を感じる一方、購入形態を現実的に精査すると深いジレンマに直面します: 「新車を満額(補助金適用後で実質約3,800万〜4,000万ウォン)で購入しても3年後の急速な減価償却が重い… 約1,500万ウォン前後まで値下がりした初代の中古ネクソを選ぶべきか? それとも残価保証が付帯するプログラムで新型に乗るべきか?」 3年間の運用を前提に試算した、現実的な選択基準を整理してみました。 1. 日常の現実的ファクト:「どうせ3年乗ると1,000万~2,000万ウォンは消える」 新車でも中古車でも車を買うとき、単に「車両価格」だけを見れば見逃すことがあります。まさに 減価償却(時間の経過とともに消えるお金)です。 新車(ディオールニューネクソ)の3年減価現実: 自治体補助金を受けて実買買が4,000万ウォンに新車を出庫しても、水素車特有の急な減価のため3~4年後、中古相場は約2,000万~2,300万ウォン水準に落ちます。 👉 つまり、3年間、私の通帳で減価償却でただ「蒸発する」純粋な損失額だけ約1,700万~2,000万ウォンです。 第1世代中古ネクソの相場現実: 現在エンカナK Carで2019~2021年式第1世代ネクソ無事故中古車相場は 約1,400万~1,700万ウォンに形成されています。 👉 **驚くべきことに、第1世代中古ネクソ1台を丸ごと買うお金が、新車ディオールニューネクソを3年乗ったときに虚空に飛ぶ減価償却損失額とほぼ同じです!結局、この悩みの本質は「どうせ私のポケットから3年間で1,500万~2,000万ウォンが出たら、その費用で何を得てどんな危険を避けるのか?」**という選択の問題であるわけです。 2. 悩み1:新型「ディオールニューネクソ」+負担ダウンプログラム 完全に新しくなった第2世代ディオールニューネクソに乗りながら、水素車減価爆弾を防御するオプションです。 💡 日常の中核メリット:「減価損失と故障心配の打ち出し」 現代自動車の 「負担ダウンプログラム」は低初期費用に猶予分納方式を適用し、3年後に満期になったとき金融会社が中古車残存価値(約55~60%)を確定保障してくれる方式です。 日常から直接車を転がす車主の立場で、この方式の利点はかなり明確です。 消える減価を月分納で楽に支払う: 3年間虚空に飛んでいく1,500万~2,000万ウォンの減価損失を月20~30万ウォン台の負担少ない納入金で割り出して乗れます。 中古車相場暴落ストレスゼロ: 3年後に水素車相場が床を打っても、車を金融会社に返却(Buy-back)してしまうと損失なく清潔に契約が終わります。 最新の新車の利便性と修理費「0ウォン」: 改良された第3世代高耐久性燃料電池スタック(冬季始動性、耐久性改善) 650km以上の寛大な走行距離とアウトドアキャンプ/車で有用な屋内外3.6kW V2Lをサポート 最新のccNCワイヤレスナビゲーションと走行支援システム 3年運行期間中、新車10年16万km無償保証 ➔ 修理費心配終了 3. 悩み2:コスパの終わり版王「第1世代中古ネクソ」直購入 すでに価格が落ちるように抜けて床に安着した第1世代中古ネクソを1,500万ウォンラインに購入する方式です。 👍メリット:最悪の場合でも失うお金が決まっている(Max Loss限定) 1,500万ウォンに買って3年に乗って中古相場が500万ウォンに落ちても、最悪の場合廃車をしても 私が失うことができる最大金額は1,500万ウォンにぴったり決まって(Cap)あります。 当時出荷が7,000万ウォンの高級SUVの広々とした空間とアダプティブクルーズ、リモートスマート駐車場、換気シートなど豊富なオプションをアバンテ中古価格で味わえます。 高速道路通行料50%割引、公営駐車場半額、年自動車13万ウォンなど水素車の蜂蜜​​のような維持費の恩恵は新車と100%同じです。 ⚠️現実的な心配:そろそろ来る保証満了の圧迫 1,500万ウォンの中古売り物は通常年式が4~6年ほど経過し、累積走行距離が6万~10万km水準です。 現代自動車の水素専用部品無償保証は **10年/16万km **です。つまり、保証の余裕が半分しか残っていない状態です。 万が一保証期間が終わった後に燃料電池スタックに欠陥が発生すると、交換見積もりだけ4千万ウォン以上が出てくるので、事実上車を放棄しなければならない可能性があるという点が心一角を踏みます。 4. 実質コストとリスクの比較表 3年間車両を運用すると仮定し、2つの選択肢を表で並べて比較してみました: 区分 1世代中古ネクソ直購入(2019~2021年型) ディオールニューネクソ+負担ダウンプログラム(新車) 3年の予想消滅費用 車両減価損失約700万~1,000万ウォン 3年総納入金(減価分)約1,200万~1,800万ウォン 初期の負担負担 約1,400万~1,700万ウォン(木돈一時支出) 選手金0ウォン〜数百万ウォン線(木の節約) 車両商品性 第1世代モデル / V2L未サポート / 前世代インフォ 第2世代フルチェンジ(第3世代スタック、V2L、ccNC) スタック残り保証 残余4~5年/残余6万~9万km 新車10年/16万kmフル保証(修理費0ウォン) 重大故障リスク 注意が必要(保証終了後はスタック交換不可) 心配なし(保証期間内100%無償ケア) 3年後の処分 中古車ディーラーに直接売却(相場監修) 返却時の残存価値保証でスッキリ終了 5.結論:日常の私の選択基準は? 結局、とにかく3年間で 1,000万〜2,000万ウォン前後のお金が減価で消えるという現実を認めた後、選択の基準は思ったよりシンプルになります。 ...

2026-09-07 10:45 · CK notes

[Cisco MDS] SANスイッチ SNMP v2cと主要Trap設定

データセンターにおいて重要ストレージを相互接続するバックボーンであるCisco MDS SANスイッチを安定稼働させるには、ハードウェア状態(ファン、電源、温度)やFCポート障害、ファブリック構成変更をNMS(Zabbix、PRTG等)と連携してリアルタイムに監視することが不可欠です。 MDSスイッチのSNMP設定で最も頻発する誤用が、snmp-server enable traps で全トラップを一括有効化してしまうことです。これにより軽微なデバッグイベントまでNMSへ大量送信され、トラップストーム(Trap Storm)が発生してスイッチCPUおよび監視サーバーに不要な負荷を与えてしまいます。 実務においては、公式ガイドに準拠し、監視対象とすべき重要MIBトラップのみを厳選して有効化することが標準的な運用プラクティスです。 本記事では、SNMP v2c基本設定(Community、Host)から必須MIB通知の選別設定、コンフィグ保存・検証、およびNMS用MIBファイルの入手先までをコマンドベースで解説します。 1. 事前準備とパラメータ設定例 練習および現場適用環境の基本パラメータは、以下のように定義されます。 アイテム 例設定値 説明 装備モデル Cisco MDS 9148S SANファブリックスイッチ SNMP バージョン v2c 実際に最も広く使用されている標準 SNMP バージョン **Community String ** SDS(例) セキュリティのためにデフォルトの publicの代わりに組織標準名を使用する アクセス権限 ro(Read-Only) NMS収集のための読み取り専用権限 **NMS監視サーバーIP ** 192.168.100.10 Trapイベントを受信する監視サーバーのIP Trap 受信ポート UDP 162 標準SNMP Trapポート 2. デフォルトの SNMP 環境設定 (Community & Host Trap) まず、ターミナルコンソールまたはSSHでMDSスイッチに接続し、グローバル設定モード( config terminal)に入ります。 2.1。命令実行 # 전역 설정 모드 진입 conf t # 1. SNMP Community String 생성 및 Read-Only(ro) 권한 부여 snmp-server community SDS ro # 2. NMS 모니터링 서버로 SNMP Trap 전송 설정 (버전 v2c) snmp-server host 192.168.100.10 traps version 2c SDS 2.2.端末実行画面 ...

2026-09-07 09:50 · CK notes

[Ollama] 第3弾:CLI応用からWebUI・API連携まで

📌 私のPCで駆動するローカルLLM:Ollama実践連載目次 第1編:PC上で無料稼働するローカルAI、Ollamaの概念と特徴> -第2編:Windows 11環境 Ollamaインストールおよび初モデル駆動ガイド> -[現在の記事] 第3編:Ollamaの実践活用法:ターミナル対話からWebUI&API連携まで 前回の第1編および第2編では、閉鎖網環境におけるローカルLLMの意義を確認し、Windows 11環境へOllamaを導入して軽量モデルをターミナルで起動する手順を解説しました。 最終回となる本記事では、ローカルAIを現場のエンジニアリング実務で効果的に活用するための具体的な連携・拡張手法をまとめます。 CLI管理コマンドやショートカットキー、ブラウザ/デスクトップGUI(Chatbox)との接続、他端末からのリモートアクセスを可能にするネットワーク設定(OLLAMA_HOST)、そしてPythonスクリプトやREST APIを用いた運用自動化への組み込み手法まで順を追って解説します。 1. ローカルAI実践活用アーキテクチャ Ollamaは単なるターミナルツールではなく、バックグラウンドで動作する REST APIサーバー(http://localhost:11434) として機能します。そのため、以下のように多様なインターフェースと柔軟に連携できます。 flowchart TD subgraph Core["Ollama ローカルバックエンドコア (Windows 11)"] Engine["Ollama デーモンエンジン<br/>(ポート: 11434)"] Models["ローカルAIモデル<br/>(Gemma, Llamaなど)"] Engine <--> Models end subgraph Client["多様なクライアントインターフェース"] CLI["1. ターミナルインターフェース<br/>(PowerShell / CMD CLI)"] WebUI["2. デスクトップ/Web GUIクライアント<br/>(Chatbox / 別端末からのリモート接続)"] Code["3. 自動化スクリプト<br/>(Python / curl / REST API)"] end CLI <-->|"標準入出力クエリ"| Engine WebUI <-->|"HTTP REST API通信"| Engine Code <-->|"OpenAI互換API連携"| Engine 2. CLIパワーユーザーのためのターミナルコアコマンド&ヒント ターミナル(PowerShell)環境でモデルを効率的に管理し、会話の品質を向上させる実践的な命令です。 📋 モデルライフサイクル管理命令(ollama list & ollama rm) ...

2026-09-05 20:30 · CK notes

[Ollama] 第2弾:Windows 11インストールと初回モデル起動手順

📌 私のPCで駆動するローカルLLM:Ollama実践連載目次 第1編:PC上で無料稼働するローカルAI、Ollamaの概念と特徴> -[現在の記事] 第2編:Windows 11環境 Ollamaインストールおよび初モデル駆動ガイド> -第3編:Ollamaの実践活用法:ターミナル対話からWebUI&API連携まで 前回の第1編では、外部ネットワークが遮断された閉鎖網(Air-gap)環境においてローカルLLMが求められる背景と、一般業務用ノートPCに適した2B〜3B級小型モデルの選定理由を解説しました。 本記事では、Windows 11ノートPCにOllamaをセットアップし、軽量モデルをダウンロードしてターミナルの対話型プロンプト上で稼働させるまでの具体的な導入手順を整理します。 インストーラーによるセットアップ、バックグラウンドサービスの常駐確認、CLI対話テスト、Cドライブの容量圧迫を防ぐモデル保存先の変更、および閉鎖網へのオフライン持ち込み手法まで順を追って解説します。 1. 導入ワークフロー 全体の作業フローは以下の通りです。 flowchart TD Step1["ステップ1: 公式インストーラー取得<br/>(OllamaSetup.exe)"] --> Step2["ステップ2: インストーラー実行<br/>(ワンクリック導入)"] Step2 --> Step3["ステップ3: バックグラウンド常駐確認<br/>(トレイアイコン & ポート11434)"] Step3 --> Step4["ステップ4: ターミナル(CLI)起動<br/>(コマンド構文確認 & モデル選定)"] Step4 --> Step5["ステップ5: モデルダウンロード<br/>(レイヤー取得 & ダイジェスト検証)"] Step5 --> Step6["ステップ6: ターミナル対話テスト<br/>(リアルタイム推論確認)"] 2. ステップ1:Ollama Windows 11インストールファイルをダウンロードする Webブラウザを開き、Ollamaの公式ダウンロードページにアクセスします。 🌐 公式ダウンロードリンク: https://ollama.com/download/windows 画面中央の **Download for Windows**ボタンをクリックします。 ダウンロードが完了すると、ダウンロードフォルダに **OllamaSetup.exe**インストールファイルが作成されます。 3. ステップ2: インストーラの実行とインストールの完了 ダウンロードした OllamaSetup.exe ファイルをダブルクリックして実行します。 インストールウィザードウィンドウが表示されたら、**Install**ボタンをクリックします。 ファイルの解凍とサービス登録操作は自動的に行われます(約10〜20秒かかります)。 インストールが完了すると、Windows 11右下のタスクバーシステムトレイ(通知領域)にOllamaアイコンが常駐し、バックグラウンドサービスが稼働します。 ...

2026-09-05 19:20 · CK notes

[Ollama] 第1弾:PCで完全無料稼働するローカルAIの概念と特徴

📌 私のPCで駆動するローカルLLM:Ollama実践連載目次 [現在の記事] 第1編:PC上で無料稼働するローカルAI、Ollamaの概念と特徴> -第2編:Windows 11環境 Ollamaインストールおよび初モデル駆動ガイド> -第3編:Ollamaの実践活用法:ターミナル対話からWebUI&API連携まで 生成AIが急速に普及していますが、インフラエンジニアが作業する現場の環境は決して容易ではありません。金融機関の電算室、公共機関、発電所、防衛関連などセキュリティ要件が厳しいサイトでは、外部インターネットから完全に遮断されたエアギャップ(Air-gap、閉鎖網)環境が一般的です。 外部接続が遮断された環境では、検索エンジンやクラウドAI(ChatGPT、Claudeなど)の利用が不可能なだけでなく、社内のソースコードやシステムエラーログ、ルーティングテーブルといった機密データを外部に持ち出すこと自体がセキュリティ違反となります。 こうした閉鎖網の現場において、一般業務用ノートPC単体で、100%オフラインのままローカルAIモデルを安全に稼働させられるツールが「Ollama」です。 本記事では、OllamaのアーキテクチャやクラウドAIとの技術的相違点、閉鎖網環境での実務的活用価値、および一般ノートPCのハードウェア仕様に適した軽量モデルの選定基準を解説します。 1. Ollamaとは何ですか? Ollama(オラマ)は、MetaのLlama 3.2、Googleの最新軽量モデル(Gemmaラインナップ)、Qwen、DeepSeekなど、強力で最新のオープンソース巨大言語モデル(LLM)を、私の個人PCやノートパソコンに1行の命令でインストールして駆動できるようにする無料のオープンソースツールです。 🌐 Ollama公式ウェブサイト: https://ollama.com/ 📚 公式モデルリポジトリ(ライブラリ):https://ollama.com/library 🐙公式GitHubリポジトリ:https://github.com/ollama/ollama 過去のローカルPCでAIモデルを回すには、Python仮想環境(venv)、C ++コンパイル(llama.cpp)、CUDAドライババージョンのマッチング、量子化(Quantization)GGUFファイルの手動ダウンロードなどの複雑なプロセスを経なければなりませんでした。 しかし、Ollamaは、これらすべての複雑なバックエンドエンジニアリングプロセスを まるで「Docker」コンテナを扱うように非常に単純化しました: コマンドが1行(ollama run gemma2:2bまたはollama run llama3.2:3b)であれば、モデルのダウンロードからウェイトメモリのロード、インタラクティブCLIプロンプト駆動まで一度に完了します。 Windowsバックグラウンドサービスとして常駐し、基本的に REST API(デフォルトポート: http://localhost:11434)を開くので、Web UI(Webインターフェース)や他の社内プログラムとの連携も非常に柔軟です。 2. クラウドAIとローカルAI(Ollama)構造の比較 クラウドベースのAI(ChatGPT、Claude)とOllamaローカル駆動方式のデータフローの違いは、下の図のようになります。 flowchart TD subgraph CloudAI["1. クラウドAI方式 (ChatGPTなど)"] User1["ユーザー端末"] -->|"インターネット経由 (データ漏洩リスク)"| CloudServer["外部クラウドサーバー (OpenAIなど)"] CloudServer -->|"トークン課金および回答返却"| User1 end subgraph LocalAI["2. ローカルAI方式 (Ollama)"] User2["ユーザーPC"] -->|"ローカルループバック通信 (127.0.0.1:11434)"| OllamaEngine["ノートPC内部のOllamaエンジン"] OllamaEngine -->|"ローカルメモリ演算"| LocalModels["ローカル保存モデル (Gemma, Llamaなど)"] LocalModels -->|"分離推論および即時応答"| User2 end 比較項目 クラウドAI(ChatGPT/Claude) ローカルAI(Ollama) データセキュリティ 外部サーバー転送(社内機密漏洩リスク) マイノートパソコンから1バイトも出ない(100%安全) インターネット接続 インターネット接続が必須 インターネット0%ブロックされたエアギャップ閉鎖ネットワークの完全サポート 費用 月の購読料($ 20〜)またはAPIトークンあたりの課金 完全無料(ノートブックバッテリーとハードウェアリソースのみを使用) 速度/遅延 外部サーバーのトラフィックとネットワーク遅延の発生 ローカルメモリベースの即時ストリーミング出力 モデルオプション サービスプロバイダーポリシーに強制依存 希望するオープンソースモデル(Gemma、Llamaなど)の自由交換 3. エンジニアがローカルLLMに注目しなければならない主な理由 ① インターネットのないエアギャップ(Air-gap)閉鎖網の救援投手 顧客会社の電算室、金融IDC、役所など、インターネットが断絶されたサイトでインフラストラクチャを作業するとき、複雑なシェルスクリプトの作成や不慣れなエラーログの分析、ファイアウォールのiptablesルールの生成など、詰まった部分が生じると難しいことが多いです。事前にノートパソコンOllamaに軽量モデルを受け入れておけば、**インターネットのない現場でもリアルタイムで命令を問い合せ、トラブルシューティングガイドを受ける「オフライン専任射手」**として活用できます。 ...

2026-09-05 19:00 · CK notes

[日常] 外回り相棒のエンジンオイル交換記(feat. 工賃나라)

日常や愛車のメンテナンス記録をブログに少しずつ残していこうと思います。 客先への外勤で常に頼もしい相棒となってくれている愛車のエンジンオイル交換記録です。 全国各地を走り回ってくれているだけに、消耗品のコンディション維持には気を使っています。今年上半期だけでも走行距離が伸び、すでに2回オイルを交換しました。 1月のオイル交換 (約234,000km) 今年初めの1月9日、走行距離が23万4千キロを超えたタイミングで1回目の交換を実施しました。 (写真: 事前に用意したMANNフィルター箱) 整備所に向かう前に、オイルフィルターやエアフィルターをオンラインで事前に手配。フィルターは品質面で安心の MANN-FILTER 、エンジンオイルは長年愛用しているZIC を用意しました。💡 フィルターに関する覚書 MANNフィルターの性能は申し分ありませんが、次回はコストパフォーマンスに優れた純正同等品も検証してみたいと思います。 部品をトランクに積み、予約していた 工賃ナラ(Gongimnara) へ向かいました。 (写真: ボンネットを開けて整備してくださる整備士の方) 工賃ナラは、持ち込み部品に対して標準作業工賃のみを支払うシステムです。オイルや部品にこだわりつつ、整備費用を合理的に抑えたいドライバーには非常に便利な仕組みです。 (写真:店舗に陳列されていたKixxオイル) ちなみに店舗を見てみると、私の車の規格に合ったオイルが一つ用意されていましたが、確認してみると Kixx(キックス)の製品です。もし忙しくてオイルをあらかじめ用意できなかった方は、店頭に備えられたオイルをすぐに利用してもいいようです。 (写真:整備を待って楽に休んだ2階の休憩室) 車両を預け、2階に設けられた休憩室に上がりました。待機スペースが快適にできていて整備が終わるまで快適に休むことができました。 💡メカニックの入念なチェックとアドバイス整備を終え、整備士がオイルフィルターキャップのドレンボルト側に摩耗が生じたとお知らせしました。このまま乗り続けてOリングの交換をしばらくしないと、結局Oリングが切れてエンジンオイル漏れが発生する可能性があります。 とにかく見逃して通り過ぎることができましたが、専門家の鷹の目で隠れた体調低下要因をしっかりチェックすることができて本当に幸いでした。 7月、戻ってきた交換サイクルと部品修理(246,203km) そうビジネスパートナーと勤勉に仕事を見に回りますのでいつのまにか7月10日!走行距離が12,000kmほどふらりと伸びました。 (写真:246,203km走行距離が撮られた計器盤認証ショット) 計器盤に 246,203kmが撮られたのを見ると、6ヶ月で再び交換時期が訪れました。今回の7月交換の際は去る1月整備士様のアドバイスを忘れずに部品をあらかじめ用意しておきました! (写真:ネイバーから約6万ウォン台にあらかじめ購入しておいた新しいオイルフィルターキャップ) ネイバーを通じて約6万ウォン程度を与え、オイルフィルターキャップを購入しておきました。今回のエンジンオイル交換時、このパーツも一緒に持っていき、新品でスッキリ交換完了しました!漏れ心配なく安心して乗れるようになって心が強いですね。 (写真:7月交換時も変わらず選択したZICエンジンオイル) 今回の7月交換時も去る1月と同様に ZICエンジンオイルを使用しました。泊まったオイルを芽を出し、新しいZICオイルに替えてくれると、エンジンが知らないように静粛になり、車が一気に優しく打っていく感じがパッと立ちました。次のお客様に向かう走行長さはずっと爽やかに感じられました!この柔らかい走行感がとても満足で、おそらく次のエンジンオイル交換の時も悩みなくZICに交換しそうです。 仕上げ 走行距離が24万キロを超えて年式が積み重なっていますが、こんなに丁寧に消耗品を管理してくれるので、依然として現役でちゃんと走ってくれています。私の職場のパートナーを直接世話するというプドゥムハムもあり、維持費節減はもちろん未然の事故や故障(漏れなど)まで防止できるので一石二鳥です。 毎日のようにお茶をビジネスパートナーとして心強くご利用の方は、私のように ‘部品直接購入+公任国’の組み合わせでお洒落ながらも確実に車両コンディションを管理してみることを強くお勧めします!

2026-08-31 22:30 · CK notes

[SimpliVity & VME] 2ノードクラスタ構築ガイド A to Z

昨今、VMwareのライセンス体系刷新を契機に、KVMベースの軽量な仮想化基盤への移行を検討する企業が急速に増えています。その有力なエンタープライズ選択肢の一つが、HPE SimpliVity 6.2.0 と HPE VM Essentials (VME) によるHCI基盤です。 16年間にわたり現場でサーバーやストレージを構築してきた経験から断言できるのは、HCI構築の成否は **「事前にネットワークセグメントとArbiter(仲裁者)構造をどれだけ緻密に設計したか」**に9割以上かかっているということです。 本記事では、事前ネットワーク設計から外部管理インフラ構築、物理ノード初期化、VME Managerを通じたクラスタおよびOVC(仮想コントローラ)自動展開までの全工程を、現場エンジニアの視点で要点だけを凝縮して解説します。 1. 失敗しない2ノードネットワーク設計(現場の鉄則) 2ノード構成は高いコストパフォーマンスを誇りますが、物理リンクと論理VLANが厳密に分離されていないと、ストレージトラフィックと制御通信が干渉しクラスタ障害を引き起こします。 必須5大ネットワークセグメント セグメント名 推奨帯域 MTU 役割および現場の注意事項 1. iLO Out-of-Band 1 Gbps 1500 物理サーバーのリモート監視および仮想コンソール専用。 2. Management(管理網) 1 Gbps / 10 Gbps 1500 ホストBaseOS、VME Manager UI、OVC管理通信用。 3. Storage(ストレージ網) **10 Gbps / 25 Gbps ** 9000 (ジャンボ) 【最重要】 ノード間のリアルタイムデータミラーリング。エンドツーエンドでMTU 9000必須。 4. Federation(連携網) 10 Gbps 1500 SimpliVity OVC間のクラスタメタデータ同期用。 5. VM Workload(業務網) 10 Gbps 1500 稼働するテナント仮想マシンのサービス通信用(VLAN分離)。 💡 現場トラブルシューティングのツボ:ジャンボフレーム(MTU 9000)不整合 ホスト側だけMTU 9000に設定し、対向のL2スイッチ側でジャンボフレームを有効化し忘れると、パケットが静かにドロップされます。OVC展開が70〜80%でタイムアウト停止する場合、99%ストレージスイッチのMTU設定漏れが原因です。 ...

2026-08-31 13:00 · CK notes